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歯並びと咬み合わせ
小児は成長期にあり、小学生を通じて歯が生え変わり、歯並びと、前歯部、臼歯(奥歯)部の咬み合わせが形成されます。さらに中学生にかけて、大きな下顎の成長があり咬み合わせが変化ます。こうした時期に小児矯正では、拡大の床矯正装置や咬み合わせに対応した顎矯正装置を用います。その後、思春期が過ぎて下顎の成長が落ちつきますと、ワイヤー矯正の時期になります。
成人矯正では成長が終了していますので、ワイヤー矯正が基本ですが、軽度の場合にはアライナー矯正、フルリンガル、中等度や抜歯症例では適用範囲の広いハーフリンガルなどもありますのでご相談ください。。
保定とホワイトニング
歯の移動の後、それの対になる保定という治療があります。保定は後戻りを防止することもありますが、移動した歯の周りの骨の再生を待つためのものでもあります。この保定で使用する装置は、クリニックではオーバーレイタイプのものを用いますので、保定装置にジェルを塗布してホワイトニングも行えます。具体的にはホームホワイトニングのページをご覧ください。
口腔ケア
口腔ケアには、エアフローなどを用いたプロフェッショナルクリーニングと歯ブラシなどによるホームクリーニングあります。口の中で特に汚れやすいところを不潔域といい、歯の溝、歯と歯茎の境目、歯と歯の間になります。ホームクリーニングではこの三か所を意識してクリーニングすれば効果的です。なお歯茎の表面は角化していますので容易に削れます。歯茎をオーバーブラッシングしないようにしましょう。
クリニックについて
このクリニックでは歯並びと咬み合わせの矯正治療を主体とし、歯のクリーニング、ホワイトニングなどを含む口腔ケアもおこなっています。からだの大きくなる成長期に小児矯正を、成長をおえてからは成人矯正を、中高年からは歯ぎしりの予防、いびき防止、顎関節のケアなどを通じて内側からのアンチエイジングを目指します。どの時期からでも始められますのでお気軽にご相談ください。
最近、睡眠時無呼吸症につながる「いびき」について、気道分析と顎位の誘導によるいびき防止をおこなっています。